青色申告とか

個人事業主が車を買うなら4年落ちの中古車を1月に買うのがベスト

2022/05/19

個人事業主が車を買う場合、固定資産として計上し減価償却費として経費にできます。(家事按分は必要)
よく「4年落ちのベンツを買え」みたいな単語を聞くことがありますが、どういうことかメモしていきます。

車購入時の減価償却の計算方法

減価償却方法

減価償却方法は「定額法」「定率法」の2種類があります。

  • 定額法:固定資産の取得額に定額法償却率をかけ、毎年一定額を減価償却する
  • 定率法:固定資産の未償却残高に定率法償却率をかけ、一定の割合を減価償却する

原則として個人事業主の償却方法は「定額法」です。(企業の場合は原則「定率法」)

耐用年数の計算方法

耐用年数は下記のとおり。

  • 【新車】軽自動車:4年
  • 【新車】普通自動車:6年
  • 【中古車】耐用年数が残っていない車:2年
  • 【中古車】耐用年数が残っている車:経過年数×20%+残りの耐用年数

新車よりも中古車のほうが耐用年数が短く、最短2年で減価償却できます。

例えば2年落ちの中古普通自動車を購入した場合、
経過年数2年×20%+残りの耐用年数4年=4.4→1年に満たない端数は切り捨てる→耐用年数は4年
となります。

これが4年落ちの中古普通自動車だった場合、
経過年数4年×20%+残りの耐用年数2年=2.8→1年に満たない端数は切り捨てる→耐用年数は2年
となり、最短の年数で減価償却できることになります。

減価償却費の計算方法

年ごとの減価償却費は、「取得した金額×償却率」で計算します。
償却率は耐用年数ごとに異なり、

  • 6年:0.167
  • 2年:0.5

となります。

新車の普通自動車を500万円で購入した場合
500万×0.167=835,000

4年落ち中古の普通自動車を500万円で購入した場合
500万×0.5=2,500,000

と、1年目で減価償却できる金額が大きく異なるのがわかるかと思います。
4年落ちの500万円の中古車を2年ごとに買い換えると、毎年250万円を経費として計上できる、ということになります。(実際には2年目は1円残すので「約」250万円)

注意点

減価償却は月割りで按分します。
12月に購入した場合初年度の減価償却は1/12となります。
1年目からまるまる減価償却したい場合は1月に購入しましょう。

まとめ

4年落ちの高い中古車を1月に買うと節税効果が高いよ、という話でした。
実際に車を購入したときの仕訳は各種費用により勘定科目が異なったり(自動車税は租税公課、等)ローンで購入した場合の仕訳方法、売却時の仕訳方法等、細かい仕訳については別途メモします。
一括で購入した場合の仕訳についてはこちら